奥多摩むかし道 2010.12.19

参加者:CL小田切、SL五十嵐、青木、石谷、小山、金子、神木、笠井、河西、佐々木、依田、佐藤(一般) 計12名

コース:北朝霞6:38発=西国分寺=青梅=奥多摩8:28着−水根
     
    水根8:45〜青目不動堂9:30〜浅間神社9:55〜堂所吊橋11:00〜堂所11:15昼食
   
   〜惣岳渓谷12:25〜白髭神社13:05〜槐木14:20〜トロッコ軌道跡14:35〜奥多摩駅15:00

    奥多摩15:26発=立川=西国分寺=北朝霞(17:10解散)

 水根沢に沢登りに行くたびに気になっていた道標。
コース中に渡るしだ倉橋からもしだ倉沢へ数回行ったこともあり気になって今回は奥多摩むかし道を歩いてみようと参加しました。
水根バス停で降り沢沿いの道をキャンプ場に向かって歩き出すと、何時もなら通り過ぎてしまう塀際には綺麗な陶磁器の便器が並べれていました。
昔の人はこんなところまでお洒落だったのだろう…。
分岐から青目立不動堂に向かいます。
不動の前は奥多摩湖の格好の展望台になっていて、目の前に御前山も見えています。
ここから山道になっていきます。
斜面に造れらた道、昔は馬などが通ったのだろうか?多分苦労したのだろう。
滝のり沢を超えると斜面はだいぶ崩落の跡がみられる。
浅間神社でお参りし、ダムの見える中山集落跡地で休憩。
鉄筋等で作られた家の土台がたくさん残っている。
昔、小河内ダム建設の携わった人たちの集落なのかな?
堂所吊橋を5人ずつ渡って渓谷美を楽しんだ後は堂所の消防訓練広場で少し早い昼食です。
今回も会の奥様達による具沢山豚汁を頂きました。
慣れた子猫もおねだりにありつけて大満足だニャン!

昼食後は再び多摩川に沿って歩きます。
牛頭(ゴズ)観音、馬の水飲み場、厳道(がんどう)の馬頭様、旧青梅街道の往時を偲びます。
さぞ昔は
狭い道を馬をひいて苦労して歩いていたのでしょう…。
しだ倉吊橋でも5人ずつ渡って惣岳渓谷を楽しみました。(凍ったところもあって結構怖いですよ!)
夏の渓谷はあまり水量も少なく大岩が露出していたのですが、今日は放流があったのか水量も多く流音もあって迫力があります。
次に現れたのは「弁慶の腕ぬき岩」。岩に腕が入るほどの穴が開いていて弁慶が抜いたものとか?

程なくして白髭神社道標。階段を登ると石灰岩の大壁の隣に立派な神社が建っていました。
参拝を済ませ道標まで戻り奥多摩駅へ向かいます。
時折斜面の上に見える高速道路の様な橋が気にかかります。
気をつけて見ていると槐木の手前あたりで歩いている人を発見。
我らも是非歩いてみたいと皆が。何処から入るのだろうかと気にかけながら先を進むと斜面の下から軌道が出てきました。
昔、ダメ建設の為に作られたトロッコ軌道が今も残っているのです。
歩道に沿ってつけられていたので行けるところまで行ってみようという事になり軌道跡を皆で歩きました。
レールの下の枕木もだいぶ傷んでいて一歩踏み外せば落ちてしまう危ない道でしたが、楽しんで歩いて奥氷川神社の近くまで出る事が出来ました。
でも最後に
奥多摩ビジターセンターで伺ったところ不法侵入なんだそうで事故が起きても責任はとれないようです。

予定の電車にも間に合って北朝霞には17時過ぎに到着。
男性陣はお決まりの居酒屋さんに直行。女性陣の何人かもラーメン屋さんに行ったとか…。
早めの解散で充実した休日を楽しむ事が出来ました。
天気も良く、やさしい落ち葉の道、起伏も少なく、奥多摩の昔が沢山感じられた楽しい旅でした。
また、新緑や紅葉の時期に訪れたいコースでした。
やっぱり、沢あり、山あり、温泉あり、美酒あり、旨い魚ありの奥多摩はサイコーですね!

 
水根バス停にある看板

水根沢沿いに進みます 
 
水根沢と遊歩道
 
 
青目立不動堂から見る奥多摩湖

青目立不動堂 入口
 
ナンテンがとても綺麗
 
落ち葉の遊歩道を進みます

途中の崩落個所 

浅間神社 
 
堂所吊橋
 
堂所での昼食風景

馬の水飲み場 

しだくら吊橋 

惣岳渓谷 

惣岳の成田不動尊 

トロッコ軌道跡 

弁慶の腕ぬき岩 

白髭神社 

トロッコ軌道跡 

奥多摩ビジターセンター 

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