蛾ヶ岳2010年4月4日(日)

 2010年度第1段は去年の日向山に続いて今年も石谷リーダーが青春18切符を使っての山行となりました。
 東上線始発に乗って北朝霞で集合。さて、格安の電車旅が始まります。

 八王子6:35発松本行の普通列車に乗り、甲府から身延線に乗車。
車窓からは真っ青な空の下、残雪を纏った甲斐駒ケ岳、鳳凰山、間ノ岳、頭を少しだけ覗かせる北岳の南アルプス、少しガスった八ケ岳が見え、気持ちも踊ります。


 中国の記念堂のような駅舎の市川大門で下車。予約していたタクシーに乗車し20分強で四尾連湖へ。
 まずは四尾連湖まで下り、見学。エメラルドブルーの湖水はカエルの鳴き声が響いていました。木々の芽吹きも始まっておらずまだ寂しい感じです。

 さて、ここから山道の入ります。
 枯れ葉が全部落ちた雑木林の道を、尾根に乗る、大畠山分岐までの急登です。
 時々、木越に四尾連湖や鳳凰山が見えます。30分程のアルバイトで分岐に到着。
 小休止を入れ、ここからは、殆ど起伏の少ない尾根歩きです。
 時折両側が切れた痩せ尾根を通ったり、朽ち果てそうな丸木橋を渡ったりの変化がある楽しいコースです。
 可愛い六地蔵のある西肩峠から急登を15分程登ると周りが開けた蛾ヶ岳山頂に到着。
 山梨百名山-好展望で有名な山ですが、今日は、富士山や南アルプスはお預けでした。(残念!泣)
 記念写真の後は昼食をゆっくり取りました。

 下山は往路を大畠山分岐まで戻り、身延線の市川大門まで歩きます。
 幾つもの烽火台があり、武田信玄の時代を偲ばせます。
 四尾連峠は野沢 一の歌碑がある文学碑公園になっていて、ここでは斜面の蕗の薹も摘むことが出来ました。
 長い山道が終わると中国風の建物がある碑林公園「甲斐源氏の里」。
 桜満開の公園では花見で盛り上がっていました。
 
 駅には何もないようなので、朝、タクシーの運転手に聞いたワイン工場に寄ってみました。
 「楽園葡萄酒醸造所」のまるでジャズ喫茶の様な店内では、オーナー夫妻が快く応対して頂き、試飲のワインも沢山いただき、お土産用に冷えたのが無いので、丸々1本貰ってしまいました。でも、皆お土産も買いましたヨ~!

 予定していた時間よりも1本前の電車にも乗車でき、ゆっくり帰りの車中では、・・・。
 19時半過ぎに北朝霞に到着。解散となりました。

 片道の料金近くで往復し、お土産も買い、ほろ酔い、爆睡?大満足の会山行でした。

 
参加者:CL石谷、SL神木、青木、小田切、河西、笠井、金子、鈴木 計6名。

コース:北朝霞5:35=6:15八王子6:35=8:10甲府8:12=市川大門8:50=四尾連湖9:15
     四尾連湖9:35-大畠山分岐10:00-西肩峠10:55-蛾ヶ岳11:10
     蛾ヶ岳11:50-大畠山12:43-四尾連峠13:08-15:05碑林公園-楽園葡萄酒醸造所-市川本町15:48
     市川本町=甲府=立川=西国分寺=北朝霞 解散

 
車窓からの白峰連山

 市川大門駅
 
四尾連湖入り口の駐車場
 

 

四尾連湖 
 
蛙の卵がまるで蛇のようでした

大畠山分岐 

ヤセ尾根が数ヶ所ありました 
 
慎重にネ!
 
滑りそうな丸木橋
 
 
六地蔵
 
最後のひとのぼり

蛾ヶ岳山頂の社と石碑 
 
蛾ヶ岳より四尾連湖方面

四尾連湖 

蛾ヶ岳山頂にて 
 
大畠山

四尾連峠 

野沢 一の歌碑 

 蕗の薹
 
 
四尾連峠から見る蛾ヶ岳

 
 

キブシ 

烽火台 

 いかり草が咲いてたヨ!

甲斐源氏の里資料館 

 何で市川三郷町に中国があるのかな?

 桜満開の公園

身延線 

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