大山三峰山(会山行-中級)2010年3月22日(月)

前日までの嵐のような強風もおさまり、時折、陽の出る天候の中、楽しく歩く事が出来ました。

新宿から小田急線に乗り本厚木から宮ヶ瀬行きのバスに乗車。
煤ヶ谷に8:35到着。
谷太郎川に沿って歩き出す。
寺家谷戸集落から山道に入りシカ除けのネットをくぐると山ヒル対策用の塩の入れ物が置いてあった。
谷合いで、動物も多いので山ヒルも繁殖し易いのだろう。
道標が二俣でえぐられた道につけられていたので尾根に取り付いてみようと右へ進んだのが大間違い。
地形図上の北側の道は荒れて、最近は使われていないようだ。
436mピーク目前で道も曖昧で危険と判断し、道標まで引き返す事に。
戻る道も二俣になっていたのでえぐられた道へ行く事にした。
と、途中で大きなキノコを発見!。まさに色といい、形といい匂いも。
捨てられたシイタケ用の木から発芽して成長したのだろう。
どら焼きの様なでっかいシイタケが沢山出ている。
時間のたつのも忘れて皆でスーパー袋3分どっさり採りました。(笑)
色んなハプニングで40分程遅れで本道を歩き出しました。
今度こそはと、地形図で真剣に確認しながら、物見峠分岐下のベンチで休憩。
物見峠への道はだいぶ荒れて道も危険な為、通行止めになっている。
尾根からの道もはっきり確認したが、歩かれていないようで道もふさがれていた。
748mピークへは急登になる。
谷筋には残雪も残っていた。
ロープの付けられた急で荒れた階段を登りきると社があり、ここがピークで、峠への踏み跡も確認できた。
さあここから三峰山のハイライトが始まる。
痩せた尾根の登り返しが続く道で時折片側が崩れていたり、壊れかけた石の階段、木のはしごや橋、鎖場が現れる。
気をつけて歩けば、それほど危険な事はないが、慎重に通過する。
曇りがちな空だが、遠く、表丹沢も見る事が出来、鉄塔の建つ大山も確認する事が出来た。
お腹もだいぶ減ってきた、12時半過ぎ、やっと道標の建つ中央峰に到着。
先客がいたが、記念写真後は狭い山頂で昼食としました。
南峰からは不動尻へ一気に谷筋へ下りていきます。
途中から水量が増え、沢沿いの流れる音はとても癒しになり爽やかでした。
林道が始まるキャンプ場跡で小休止。
ここからは車道歩きです。
広沢寺温泉までの長い車道は、飽きるほど長い道のりでした。
マス釣り場で美味しそうに飲んでいる客をうらやましく見ながら、通過。
16時バス停に到着。本厚木で泡を買い、立ち乗りの電車車中で潤し、池袋に到着。
解散となりました。
今回は久しぶりの中級山行。
岩場や鎖場で少々緊張するところもあり歩きがいのある山で楽しむ事が出来ましたが、行程や車道歩きも長く結構体力も必要されました。
久しぶりの筋肉痛が嬉しいやら困ったやらでした。
体力とバランスは大事ですよね…。(笑)

参加者:CL小田切、SL鈴木、青木、石谷、小山 5名

池袋=新宿=本厚木=煤ヶ谷8:35−748mピーク10:55−三峰山12:30
13:15−不動尻14:45−キャンプ場−山神ずい道15:15−広沢寺温泉16:00=本厚木=新宿=池袋


ここから出発です 
 
バス停にあった看板
 
出発点の道標
 
 

蕗の薹が開き始めたよ! 
 
梅も満開
 
早咲きのツツジ

斜面のお花畑 
 
ここから山道に入ります
 
鹿除けの入り口
 
山ヒル用の塩がドッサリ!

シイタケが沢山! 
 
日当たりはあったかいよ〜

物見峠への分岐 (トラロープが)

 748mPにあった社
 
崩れ落ちている斜面

表丹沢方面 

鎖場が沢山ありました 

木ハシゴも急でしたよ 

もろい岩の斜面 

 三等三角点
 
三峰山山頂にて
 
まるでドラ焼きの様なシイタケがいっぱい!

大山 

沢へ急降下(残雪もありました) 
 
苔のついた堰堤

 滑滝は良いね〜
 
木橋

ヤッパリ沢は気持ち良いね〜 

ミツマタが沢山咲いていました(不動尻)

山神ずい道 
 
広沢寺温泉の石仏

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