石老山2012.2.5

コース:北朝霞=西国分寺=高尾=相模湖=石老山入口
    〜顕鏡寺〜融合見晴台〜石老山山頂〜大明神展望台〜箕石橋〜ピクニックランド前B停
    =相模湖=高尾=西国分寺=北朝霞

参加者:CL小畑、SL池田、阿部、五十嵐、石谷、小山、金子、栗田、竹内、依田、青木 計11名

以前より行ってみたかった石老山、我が会では久しぶりなのか、この時期は会役員をしているとなかなか山に行くのは難しい事もあり、やっと今回の機会に恵まれた。電車の乗り継ぎも良く順調に登山口に着く。
川沿いの車道を歩いて顕鏡寺に向かう。傍らには満開のロウバイが黄色く良い匂いを香らせていた。
相模湖病院の駐車場から顕鏡寺への男坂が始まる。樹林帯の中を登って行くと奇岩のある名物登山道がいよいよお目見え。原稿の役目で何時もより詳しく下調べをしたおかげでこの山の特徴がわかり、歩いていても楽しい。
滝不動は右奥にひっそりと置かれていた。あちらこちらに大きな岩があり、それとなく似合った名前がついていて目を楽しませてくれる。
ここは昔海の底だったらしく小石が集まってできた礫の堆積岩で子持ち岩とも呼ばれているそうです。第3紀(6500万〜180万年くらい前)、恐竜が絶滅して哺乳類が発展した時代の頃のものだそうです。
階段を登って蛇木杉が現れる。まるで上にある鐘楼に蛇が登らんとする格好の根っこが凄いです。ここが顕鏡寺の入り口。本堂の中の天女の壁画もきれいです。立派な大銀杏の脇の階段横には開山者の源海法師のマネキンが置いてあり何ともユニークである。これもこの山が付近の遠足コースになるからなのでしょうか…。
寺を過ぎても奇岩の道は続きます。蓮華岩や奥の院のある雷電岩を経て融合平見晴台につきます。

雪が積もってちょっと危なっかしい場所でしたが、眼下には相模湖が望めます。

小休止を取り皆さんの持ち寄ったお菓子が沢山配られます。

高度を上げるにつれ、登山道の雪も増し、アイスバーン状態に。

頂上手前のピークから鞍部にいったん下る所でアイゼン装着。

アイゼン装着が初めての人もいるようで指導の仕合です。こうやって色んな事を身につけて行くのでしょうから温かく見守っています。

他の登山者で私達の光景を見て引き返す人もいましたが、頂上手前の急坂ではつぼ足で下りてくる人もいました。冬のハイキングでは軽アイゼンは必ず持つことが重要ですから、今後皆さんも心得ておいてくださいね!

山頂について昼食となります。

山頂の開けた場所からは丹沢や道志の山なみが墨絵のように眺められました。

残念ながら富士の雄姿は見る事が出来ませんが、丹沢山と御正体山がはっきりとわかりました。

雪の尾根道を北西に向かい大明神展望台に向かいます。

展望台手前のピークで小休止。ピクニックランドの観覧車が見えます。

そこから程なくして展望台に到着。

時間に余裕があるのと、暖かくなってきたのでコーヒータイムとなります。

眼下には相模湖、後ろには石老山頂上。丹沢や道志の山並み。お菓子やコーヒー。ゆっくりとした時間を過ごす事が出来ました。

大明神展望台からは岩の多いガラバの下りです。アイゼンが邪魔になってきたので早速はずしたとたん、僕の後ろからにこにこしながら1回転してリーダーが・・・。

土が凍った場所で滑ったらしく、危うく杉の巨木に当たりそうで。足をつかんで落下を防ぎます。軽い人は簡単に持ち上げられました。無事と分かり大笑い。(次の日になって痛みが出て病院に行ったらしいですが、大事にならなくて良かったです。)相模湖キャンプ場からは舗装路を歩きピクニックランドへ向かいます。

のどかな田舎村を眺めながら氷川神社のあるバス停に到着。

乗り継ぎも良く、順調に北朝霞に着くと全員で『さくら水産』へ。

初めてリーダーとなった小畑さん。お疲れ様でした。

色々あったけど、これだから楽しい会山行はやめられませんね〜・・・。

 
石老山橋

満開のロウバイ 

 
 
表参道入口
 

奇岩の始まり 
 
蛇木杉と鐘楼
 
顕鏡寺

奥の院と雷電岩 
 
融合平見晴台
 
見晴台より見る相模湖

石老山山頂にて 

山頂より見る御坂山塊と丹沢 
 
キャンプ場からは舗装の林道

観覧車が見えてきました 

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